« 公園 | トップページ | 頻尿 »

2017年5月15日 (月)

ある犬のおはなし

一冊の絵本をfacebookから知りました。

これを読んで号泣していたら、スタッフが突然泣いている私に何ごとかと思いビックリしていたのですが、この内容を話したらスタッフも泣いていました。

動物の命についてのお話です。

ある犬のおはなし

この飼い主さんは何故この犬を飼えなくなってしまったのでしょうか?

はじめは動物が好きでかわいくて飼った犬です。

しかし犬の寿命は平均12年。
その間人間の人生にも予想だもしない色々な事がおこります。

引っ越しした。
恋人ができた。
気の合う友達ができた。
結婚した。
子供ができた。
病気になった。

おのおのの理由で、ペットより興味が移り、優先順位が下がっていき、
はじめてペットを抱いて「かわいい!絶対欲しい!一生幸せにする」という想いより別の興味や事情の方が勝ってしまっているのです。

その結果、感覚は麻痺し命を奪う行為が平気でできる様になってしまいました。

しかしこの犬は飼い主さんを一心に愛し、信じています。
飼い主さんによって
命が奪われても、まだ飼い主さんを愛しています。

犬の純粋無垢な心は何よりも愛しく叶うものはないのですが、この飼い主さんにはもう響かなくなっています。

そして私がこの作者さんが凄いと思ったのは動物の気持ちを
的確に表現しています。

ペットは人間がいないと生きていけず、
「毎日側にいて頭をなでてくれる」「抱きしめてくれる」「散歩に行って草や土の匂いを嗅いだり、追いかけっこをしてくれる」「美味しい御飯を食べさせてくれる」
そして「離れ離れになっても必ず自分を迎えに来てくれる」

純粋にそれしか思っていません。
その行動に対し一生変わらず尻尾を振り喜んでくれます。

動物たちには人間社会の変化などわからないし、関係ないのです。

私たちは動物が好きでこの仕事をしています。
ですから沢山の動物が殺処分される現実は辛いですが、受けとめるしかありません。

しかし動物たちの声がここまで純粋に鮮明に表現されると、涙がとまりません。

毎日沢山のワンちゃん、猫ちゃんをおあずさせて頂いておりますが、どの子も飼い主さんがむかえにくると飛び上がって喜びます。

殆どの子が扉にピッタリとくっついて
遠い目をして飼い主さんを探しています。

あの姿を保健所の檻の中でしていて、やっと扉が開いたと思ったらガス室だったと思うと残酷すぎて
想像するだけで胃が痛くなります。

でもこれが日本の現実なんですよね。

本の中にでてくる言葉、、、

「あなたが教えてくれたタンポポの道」

人間にとってタンポポはただの小さな雑草ですが、犬の目線だととても大きな存在です。動く物が大好きな動物にとって風に乗って飛ぶタンポポは必ず目で追います。
タンポポも飼い主さんが自分に見せてくれたと思う程、人間を信頼していたのでしょう。

犬の目線、心にならないと書けない言葉が沢山でてきます。
それなだけに実在する犬が本の中から喋っている様で心に響き涙がでます。

読むだけで動物への愛情を感じ、「私は今やっている事は動物の為になっているのか?やるべき事できる事がもっとあるんじゃないか?」と一日中悩む程の衝撃でした。

皆さんはどう感じましたか?

Amazonで販売しています


« 公園 | トップページ | 頻尿 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1413640/70565822

この記事へのトラックバック一覧です: ある犬のおはなし:

« 公園 | トップページ | 頻尿 »

ウェブページ

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ