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2015年10月

2015年10月30日 (金)

リハーサルにはいります

いよいよ感謝祭を迎えます。

衣装とメイクの最終打合せも終わりました。


この企画は私が今までお世話になった方の為にやりたいと佐野裕見先生に相談したところからはじまりました。国際的に活躍されていた佐野先生の能力であっと言う間に現実化されていきました。

衣装協力夢花さん、ヘアメイク協力美容室ミスクロップさん、撮影協力井川俊彦先生、各業界でトップレベルの実力者の方々がご協力という形で賛同して頂けました。

私はケイドッグを愛犬なんちとはじめました。
今となればスタッフとルカがいてくれますが
はじめは何もかもわからず全てお客様から
教わりました。

ケイドッグをやっていて辛かった事はやはり震災です。沢山の方々や動物が犠牲になり被災者さんや現状を目の前にすると人として何もせずにはいられない。でも何と言葉をかけていいのか、何をしてあげられるかすら全くわからない。
その時はまだペットと同行避難ができず、ペットを置き去りにしたまま避難バスは出発しました。
ペットを連れて車で逃げた人は避難所にはいれず真冬に車中生活していました。
命がけで助けだした動物も放射能を浴びているという風評被害にさらされ業者が引き取りに来ていました。
その光景は地獄でした。
少しボランティアさせて頂いた私の立場でもその光景に最近までうなされ、震災の光景や関連したニュースを見るだけで思い出し、夜1人になると天井につぶされる気持ちになりました。

もう亡くなってしまった双葉町の被災者さんが
こんな事を言っていました。

みんなが慰めの言葉をかけてくれるけど、
頑張れってもうこれ以上どう頑張ればいいんだ?
もう声をかけないでほしいんだよ。

そんな風に語っていたのに「なでしこジャパン」が優勝した時に連絡がきました。
「頑張る人を見ていると、もう一度頑張れる気分になったよ」
その言葉が印象的でした。


私自身、「下垂体機能低下症」という難病があります。

一時期は歩く事も出来なくなり
「もうダメだ~、もう終わった、もうどうやって生きていけばいいのかわからない」
そんな言葉を毎日言ってました。
本当に自分の未来は短いと思っていました。

原因がハッキリわからない時期が10年以上続き
いくつ病院をまわり、何種類の薬を飲み、
何種類の検査をしたかももうわかりません。

最後にたどりついた病院は信州で車椅子で運ばれ、試したあらゆる薬が袋一杯でしたが、もう医療不信になっていました。

「もう治らなくてもいいです。このまま私は衰退していきます」病院でそういいました。
その時の主治医が「最終の1人僕だけを信じなさい、絶対に見捨てないよ」と、、、

はじめは冗談かと思いました。
沢山患者さんがいるのに、お医者さんはお医者さんの事情があるから患者さんにあわせて慰めているんだろうなと、、、

しかし先生はどんな事があっても患者の立場にたち全力で守ってくれました。
医師という肩書きもプライドも関係なく、いつも患者さんの目線でいて見守ってくれました。
私はその先生の姿をいつも見て、先生を信じて治療をしてきました。
そしてまたスケートが滑れる体になりました。

難病というと大変そうに聞こえますが、先生とすごした10年は楽しく幸せな日々でした。

そんな事を経験し
人を励ましたり、慰めたり、言葉をかけて元気づけてあげよう、何とかしてあげようという考えはおこがましいのかな、
ただ自分が頑張り、やるべき事を行動し、それを見て何かを感じてもらう事が大切なのかなと思いました。

何も取り柄がない私です。

普段はジャージにスッピン、髪はボサボサで口を開けて動物と戯れてるイメージがあるらしく
お客様にも「全く運動ができなさそうだね」
「あなたに似合うのは華麗じゃなくてカレーだね」など言われてきまして、特技がフィギュアスケートと言ったらビックリされるのですが、このショーが決まり、氷の上、陸の上とみんなで練習して参りました。
休みの日は練習にあて、夜は部屋で自主トレをしその他の時間も構成や衣装、メイクを考え話し合いました。

本当にささやかなショーですが、今までケイドッグに通ってきてくださったお客様、地域の皆様、支えてくださった方々に私ができる事です。

いよいよ最終リハーサルに入ります。
風邪をひかず無事ここまでこれてホッとしています。心をこめて踊ります。

事前反響が大きく度重なる変更申し訳ありません。
皆様に楽しんで頂ける時間になる様、最後まで精進して
まいります









2015年10月11日 (日)

感謝祭にむけてご挨拶

このたびは私ごとですが、日頃の感謝の気持ちをこめて「アイスショー&スケート教室」を開催する事になりました。

告知して一週間がたち、皆さんご興味をもって頂き有り難きその反応に驚きを隠せません。

フィギュアスケートとはテレビで中継されますので
とても華やかにみえますが、リンクにいるとひたすら室内の氷の上にいるだけなので外の世界がわからないものです。

実はこの企画はかなり前から準備していましたが、
皆様にどう受け止めて頂けるか不安でした。


この一週間の反響を感じ、出演者一同フィギュア人気に圧倒されています。

私達はひたすら決められたプログラムを練習し、皆様に少しでもよい演技を見せられ事に残りの日々を集中し精進してまいります。

演技者は皆様を元気にする為に頑張る。
しかしいつの間にか自分が皆様から元気をもらっているとよく言われますが、

「見にいくよ、頑張ってね」とお声をかけて頂くと
私達が救われた気持ちになります。

プロやトップ選手の方はスケートは人生そのもの。
普通の人なら歩けないぐらいの体調になってもまだ滑る事をあきらめません。
その様なトップクラスの方々を見ていると、氷に降りた瞬間に天から舞い降りた様な光を放つのは日々の積み上げてきた努力の結果しかありません。

私達の足の骨は靴の形に変形しており、あちこちアザだらけです。
フィギュアスケートの世界はとても過酷である故美しいのです。

私はスケートが出来ない時期、すっかりスケートを忘れていました。
動物といると幸せでしたので、もうスケートを滑る事はないだろう。

そう思っていたのですが、夜寝ると自分がリンクの上で滑っている夢を見ていました。
目をあけるとベッドの上か氷の上なのか一瞬錯覚しました。

今目をあけると、氷の上にいてまわりは昔の私を知っている方々で私が生活してきた町にフィギュアスケーターが沢山いらっしゃいます。

そして今まで動物でお世話になっていた方々がフィギュアスケートの事を私に聞いてきます。

このショーを支えてくださるのも、今までお世話になった地元の方々ばかりです。

この現実が夢か突然竜宮城にきてしまったのではないかと思ってしまいます。
長年夢でスケートにうなされていたのは、神様がスケートを忘れさせなかったのかもしれません。

色々な偶然が重なり、今回の企画が実現化されました。
今までお世話になった方々に恩返しできる方法は非現実的な時間を味わい楽しんでもらう事が私に出来る事です。

またこの地域にお住みではない方、フィギュアスケートファンの方々からもお問合せ頂きありがとうございます。
皆様のフィギュアスケートに対する熱い想いを感じ、恥ずかしくない演技をしなくてはいけないと身が引き締まる思いです。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

今日から連休です。
私はケイドックの業務がありますからそちらを優先いたしますが、子供達や祭日休みの大人達は練習します。
衣装も着々と仕上がってまいりました。
衣装、ヘアメイクの方面でもお楽しみ頂けたら幸いです。

当日リンクで私達はお待ちしております。



衣装にあわせたヘア飾りも出来上がってきました







2015年10月 2日 (金)

K・DOG感謝祭を開催いたします

日頃の感謝の気持ちを込めて
「K・DOG感謝祭〜アイスショー&スケート教室」を開催いたします。

詳細はこちらです
感謝祭について

アイスショーは無料です。
是非お越しください



〈ゲストスケーター 蝦名秀太 プリンスアイスワールドチームにて大活躍中です。プロのショーでしかできないバックフリップ(バク宙)を得意とする名スケーターも出演します〉

2015年10月 1日 (木)

神様のお使い

スタッフがこんな事をいいだしました。
「なんちは心の中で思っている事が
分かるのですね」と。

スタッフがなんちを見て、
心の中で
「こっちにこい」と念じるとくるし
「座れ」と念じると座り
「寝っ転がれ」と念じるとお腹をだすから驚いて
違うスタッフもやってみたら
同じ事をした様です。

そうです。
なんちは言葉に出さなくも人の気持ちを見透かす犬なのです。

子犬の時、
分離不安症が悪化し、家の中の物を壊しはじめたので
あちこちのトレーナーや動物病院をまわりました。

しかし、不思議な事になんちの気持ちとあわない所に行くと、その場ではおとなしいのですが家に帰ってから更に家を壊し
「もう2度とあそこには行きたくない」と言わんばかりの行動をしました。
私が話をしている間にリードを自分で引きちぎり帰ってしまった事もありました。
普段はおとなしく、ぼんやりしている性格で無駄吠えも甘噛みもした事がありません。
なのにリードを噛み切る力が何処にあるのか不思議でした。

それを見て「この犬は誰が自分を助けて、誰が助けてくれないかわかってるんだね」と言われました。

私が外出しようとすると庭に先回りして待っていて垣根をぬけて追いかけてきたり、
鍵を壊して外出した私を探しにいったり、
どんな手段を使っても
「自分を一番に考えてくれ!」と態度をとりましたね。

結局、獣医さんに
「この犬はあなたじゃないと嫌なのよ、あなたじゃないとダメなのよ」と言われ自宅をお店にしていつも一緒にいれる様にしたら問題行動がなくなりました。

リードをつけなくても私について歩けましたし、
私が止まると一緒にとまり
人間の言葉で話かけても理解するのでしつけというしつけをした事がありません。

しかし、愛情を注いでいないと問題行動を起こすので、当たり前ですが
飼い主としてこの犬を守り、一番愛情を注げる環境にしてきました。

ケイドッグのシステムは何処かで学んだ訳でもセミナーを受けた訳でも
ありません。

ただいつも動物と一緒にいて
自分のできる事を一つづつ実行した
だけです。

なんちと2人ではじめ、
一生2人でやっていけるだけでいいやと思っていたら
いつの間にかルカちゃんまで私の子となりお客様もスタッフも増えました。

なんちがいなかったら
このお店はなかったと思います。

そう考えると、なんちは神様のお使いだったのかなと考えます



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